秋の味覚である銀杏は公園などに実が落ちているのを見かけることがありますね。
自分も拾ってみたいけれど、処理方法が分からなくて拾えないという方もいると思います。
しかし、銀杏は処理する時の臭いさえ我慢出来れば難しくありません。
銀杏が大好きという方は一度、拾って自分で処理してみてはいかがでしょうか。
銀杏の処理方法をお伝えします。
銀杏の簡単な処理方法
銀杏の実の皮がぶよぶよでなければ、水を入れたバケツなどの容器に銀杏を入れ、ぶよぶよの状態にします。
この時、日光に銀杏を当てると、ぶよぶよになる時間が短くなります。
実が水を吸いふやけたら、今度は実を種から取り外し、実が種からなくなるまで洗います。
この時、臭いが強烈なので、ゴム手袋とマスクを用意します。
ゴム手袋には手荒れ防止の効果もありますし、一度、臭いがついたら、なかなか取れないので、必ずして下さい。
室内で行う時は臭いがこもりやすいので、窓を開けるなどして出来るだけ換気して下さい。
庭などがあるのなら、外で処理をすることをおススメします。
洗い終わってきれいになった実を天日に干して、乾燥させれば完成です。
残った実も臭いがキツイので、庭があるなら埋めてしまいます。
庭がない場合はしっかりと新聞紙に包んだりして、臭いがもれないようにして捨てます。
銀杏のその他の処理方法
基本的に銀杏の処理方法は表面についている果肉を柔らかくして、種から外すというのが基本になります。
そのため、果肉を柔らかくする方法がいくつか存在しますので、ご紹介します。
1,バケツなどに入れて、自然に果肉が腐るのを待つ。
種の中にある実は保存性が高いので、実が腐っても中身は食べられます。
2,2重にしたビニール袋に銀杏を入れ、足で軽く潰す。
こうすることで、果肉が柔らかくなります。
あとは流水で洗い流します。
3,銀杏を土に埋めておく。
果肉が完全に腐るまで土の中に入れておくのですが、これは大昔に大量に銀杏を収穫した場合に行われていた処理方法です。
家庭で処理する程度の量なら、バケツに入れて洗ったほうが楽です。
まとめ
秋の味覚である銀杏の処理方法はどんな方法でも柔らかくした果肉を流水で洗い流すに尽きます。
最初から果肉が熟していて柔らかいのなら、柔らかくする必要はありませんが、固い場合は柔らかくします。
銀杏の実を柔らかくする主な方法は、
・水につけて、日に晒す。
・腐るまで放っておく。
・2重にしたビニール袋に軽く実を潰す。
この3つがあります。
どの方法でも臭いが強烈ですし、手荒れ防止のためにもゴム手袋とマスクは必要です。