秋の味覚である銀杏が好きだという方も多いと思います。
銀杏はおいしいだけではなく、栄養価や薬効成分が高く、低カロリーでミネラル豊富という嬉しい食品です。
しかし、殻つきの銀杏をもらったけれど、殻を外す道具がないから食べられないなんて思ってはいませんか。
殻付きのままでも調理すればおいしく食べることが出来るんですよ。
銀杏の簡単でおいしい焼き方をご紹介します。
フライパンでの銀杏の焼き方
フライパンと金属製の鍋のフタ、もしくはフライパンを覆うことが出来るくらいのアミを用意して下さい。
1,殻がついた銀杏をフライパンに入れ、強火で焼きます。
2,5分ほどで色がついてきます。
この頃になると、爆ぜることがあるので、フタやアミで覆います。
3,殻が割れてきたら、塩を振って、殻が全部割れるまで火に掛けます。
4,お皿に銀杏とフライパンの中に残っている塩も入れて完成です。
銀杏の品種によっては殻が割れ辛いものもあります。
殻が割れなくても銀杏には火が通っていますから、殻を割れば食べることが出来ます。
爆ぜるのは嫌という方は道具で銀杏に割れ目を入れて下さい。
トースターでの銀杏の焼き方
1,コップ、タオル、割り箸を用意します。
2,割り箸を割らずに、銀杏を挟み、タオルの上に置きます。
3,コップで銀杏を数回叩きます。
4,割れ目が入ったものだけをトースターに入れ、10分加熱します。
コップや割り箸を使って銀杏を割りましたが、うまく割るにはコツがあります。
そのため、ペンチなどがある場合はそちらを使ったほうがいいかもしれません。
生焼けの場合は時間を加減し、焦げる場合は銀杏の上にアルミホイルを敷きましょう。
時間が経つと乾燥するので、一度に食べる分だけ作って下さい。
まとめ
銀杏は低カロリーでミネラル豊富な秋に旬を迎える食材です。
殻付きのままであってもフライパンやトーストーで簡単に調理をすることが出来ます。
フライパンでの焼き方は爆ぜても大丈夫という方はそのまま煎ってもいいですが、爆ぜると困るという場合はきちんと割れ目を入れて下さい。
トースターを使った焼き方では中で爆ぜると困るので、最初から割れ目を入れておきます。
薬効成分も高く、かつては薬として使われ、現在もイチョウ葉エキスがサプリメントにもなっています。
なお、サプリメントに使われているのは青々とした若葉で、黄色い葉になると薬としては使えません。
銀杏の食べ過ぎはニキビの元ともいわれていますが、大量に食べ過ぎると中毒になることもあります。
しかし、食べ物が豊富な現代では中毒になるほど銀杏を食べる人は滅多にいません。
そのため、大抵の大人は大丈夫ですが、乳幼児にはまだ刺激が強過ぎるので、与えないようにして下さい。