糖質制限をしていると、食べるものに含まれている糖分が気になりますよね。
秋は食欲の秋とも言われており、食べ物の食材などが色々と気になる人もいる事でしょう。
銀杏には一体どのくらいの糖質が含まれているのでしょうか。
糖質制限をしている時、銀杏は食べても大丈夫なのでしょうか。
銀杏のカロリー
糖質制限をする場合、あまりカロリーを気にする必要はないと言われています。
しかし、糖質がないからといって高カロリーのものを食べても良いというわけではありませんよね。
銀杏は生の場合、100グラムで171キロカロリー、茹でた場合は100グラムで174キロカロリーと言われています。
これだけ聞いてもそれが高いのか低いのかわからない、という人もいるでしょう。
例えば、落花生の場合は100グラムで562キロカロリー、アーモンドは587キロカロリーあります。
こう聞くと、銀杏のカロリーが低いということがわかりますよね。
だからダイエット中でも大丈夫なのです。
銀杏に含まれる糖質
しかし、銀杏はカロリーが低い一方で、糖質は高い食べ物なのです。
100グラム当たり25グラムの糖質が含まれており、例えばくるみの5倍以上もの糖質を含んでいると言われています。
もちろん、小麦粉やお米に比べれば糖質は低いのですが、ナッツの中では高いと言えるでしょう。
そのため、もしも糖質制限をしているのであれば、銀杏は不向きの食材といえます。
もちろん、100グラムもの銀杏を一気に食べるという事はないでしょう。
食べても10粒位なのではないでしょうか。
それならば糖質は約3グラムになりますから、決して問題なるようではありません。
もちろん積極的に食べる食材ではありませんが、かといって避けるべき食材でもないのです。
糖質制限をしているならば食べる量に気をつけましょう。
銀杏はカロリーは低いけれど、糖質は高く、糖質制限においては不向きな食材です。
栄養価が高い
そんな低カロリー、高糖質の銀杏ではありますが、その栄養素には魅力があります。
例えば、カリウムやビタミンAが豊富に含まれており、鉄分やナイアシンなど、ミネラルも豊富なのです。
中国では昔から漢方としても使われており、動脈硬化を防ぐ役割や尿の量を抑制する役割があります。
そのため、子供のおねしょの対策として使われることもあります。
大量摂取は避けるべき食材ですが、それでも栄養素には優れていますから、少しばかり食べるという意味では何の問題もありません。
また、銀杏は食べ過ぎると中毒症状を引き起こす可能性がありますから注意が必要です。
子供の場合は7粒以上、大人の場合は40粒以上で中毒が起こった事例があります。
まとめ
いかがでしょうか。
糖質制限をしているならば、銀杏は積極的に取るべき食材ではありません。
しかし、栄養素が豊富ですので、たまに少しだけ食べる程度であれば問題はないでしょう。