銀杏の下処理から食べ方までを解説


銀杏は通年で茶碗蒸しに入っているので、旬などないように感じてしまいますが、秋に旬を向かいます。

栄養価も高く、ミネラルが豊富で低カロリーなのが特徴で、食べてもおいしいですよね。

毎年、買って食べているという人も多いと思いますが、近くに銀杏の実が落ちる公園があったら、是非拾って、自分で料理してみませんか?

実の取り方や薄皮の取り方が分からなくて、下処理が出来ないという方のために、銀杏の下処理のやり方からをご紹介します。

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拾った銀杏の下処理

銀杏の実はとても臭いので、ゴム手袋とマスクを用意しておきます。

ゴム手袋は手荒れ防止のためにも必要ですし、マンゴーやカシューナッツといったウルシ科植物のアレルギーを持つ方はアレルギー症状の予防のためにも必要です。

方法

1,銀杏の実を取りやすくするために、水を入れたバケツに実を入れて、日に当てます。

これで実がぶよぶよになるので、取りやすくなります。

ただ、ぶよぶよになるまで待てないという場合は2重にしたビニール袋に入れて、軽く足で踏みます。

2,バケツに入れた水や流水で銀杏を洗い、実を取ります。

3,種が乾くまで天日に干します。

これで、第一段階の下処理は終了です。

種になった銀杏の下処理

種になりましたが、食べるためには割ったり薄皮を剥いたりという下処理が必要です。

焼いて食べたいという場合は殻付きのままフライパンで焼いても構いません。

しかし、爆ぜることがあるので、アミや鍋のフタといった多いが必要です。

爆ぜるのを防ぐにには銀杏の殻にヒビを入れたり、割るといった下処理が必要です。

茶碗蒸しなどに入れたり、串物にする場合は殻から実を完全に取ります。

銀杏の殻を一番剥きやすいのは銀杏の殻割り器ですが、キッチンバサミやペンチなどでも剥くことが可能です。

しかし、形状によっては剥き辛いものもありますから、金づちやドアの蝶番側に銀杏を挟むといったことが必要です。

薄皮に関してですが、銀杏は焼くと薄皮が剥がれ易くなります。

茹でる場合は、ひたひたの湯につけた銀杏を優しくお玉の背でこすります。

こうすることで、薄皮が取れていきます。

これで下処理は全て終了です。

まとめ

銀杏の下処理は種から実を離す作業と種から中身を取り出す2つの作業があります。

種から実を離す作業は臭いとの戦いですし、下処理を終え、残った実も臭いので、しっかりと新聞紙に包んでから、ゴミ袋に入れ、封を閉じるほうがいいです。

殻向き作業に関してはたくさん銀杏がある人は銀杏殻剥き機で剥いてしまったほうが便利です。

薄皮は火を通せば、剥がれやすくなります。

焼いている時なら、菜箸でつまみ、煮ている時なら、湯の中でお玉や泡だて器を回します。

なお、薄皮は食べても害はありませんから、見た目を気にしなくてもいい時はついたままでも構いません。

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