銀杏といえば、紅葉したイチョウや茶碗蒸しなどのイメージがあります。
大きさも食べやすく、おつまみとしても非常に美味しいですね、
何気なく食べている銀杏ですが、実は栄養が豊富な食材です。
今回は、銀杏の栄養素と、食べ過ぎに関する注意点を紹介します。
銀杏の栄養素
銀杏100gあたりに含まれる栄養素です。
エネルギー 166カロリー
炭水化物 35g
脂質 1.5g
タンパク質 4g
食物繊維 2g
ビタミンC 20mg
カリウム 580mg
マグネシウム 42mg
リン 83mg
鉄 1g
このような栄養素が含まれています。
カリウムには高血圧、動脈硬化の予防に効果があります。
ビタミンB1はストレスの軽減に効果があり、ビタミンEには抗酸化作用で老化防止や癌予防になります。
他にも、風邪の予防や感染症の予防などの効能があります。
食べ過ぎの注意点
上記のような栄養素、効能があります。
しかし、銀杏は食べ過ぎは逆に体に良くありません。
銀杏を多量に摂取すると、銀杏中毒になってしまい、嘔吐や痙攣などの症状が現れます。
具体的に、どの程度食べると中毒になりやすいのかというと、
大人で20個以上、5歳以上の子供で10個以上です。
5歳以下の子供の場合は、体内に解毒機能がほぼないので、食べさせない方が良いでしょう。
この個数は、あくまでも目安になります。
中毒が発症する量にも個人差がありますので、一回の食事で、大人10個程度、5歳以上の子供は5個以内くらいで食べるのがよいでしょう。
まとめ
以上のように銀杏は、疲労回復や老化防止作用などに効く栄養素を持っています。
銀杏はいろいろな食べ方があるので、食べる量に気をつけて、美味しく頂きましょう。