銀杏には薬膳の効能がある!?どんな効果!?

薬膳という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

中医学の胸に基づき、食材や中薬と組み合わせた料理であり、効果、栄養、香り、味などが全て揃った食養生の手段の1つです。

実は、銀杏は薬膳としても使われており、その効果は高く認められているのです。

ここでは、銀杏の薬膳における効能についてお話しします。

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薬膳による銀杏

薬膳の考え方では、銀杏は甘く、苦く、渋く、そして温寒のどちらにも偏らないという分類に含まれます。

もともと銀杏は中国原産ですが、日本にも古くから伝わっており、平安時代にはすでに食用として使われていたと考えられています。

遅くとも鎌倉時代にはすでに日本に存在していました。

独特な匂いがあるため、なんとなく毛嫌いをする人もいるかもしれませんが、その種には様々な効能があります。

例えば、咳を止め、痰を除去し、疲労を回復させ、心臓病や動脈硬化を予防する役割があります。

中国における銀杏の使われ方

中国においても、食用ではもちろん、漢方薬として銀杏は愛されてきました。

民間療法としては、慢性気管支炎を治し、膵臓の機能を向上させたり、様々な効能を持つものとして愛されています。

また、漢方として使われるのは銀杏の種だけではありません。

この葉も漢方として使われています。

銀杏にはミネラルやビタミンが大量に含まれているため、薬としては最適です。

だからこそ、薬膳としても使われ、漢方の事しても愛されているのです。

銀杏の中毒について

そんな様々な効能がある銀杏ですが、その銀杏には中毒症状が出る可能性もあります。

決して危険な成分が含まれているわけでは無いですが、ビタミンB6によく似た成分が含まれているため、体はその成分をビタミンB6として吸収してしまい、だからこそ体内で不具合が起こるのです。

それにより、痙攣やめまい、吐き気などが起こるようになり、最悪の場合は死に至ることもあり得ます。

しかし、このような中毒は食べ過ぎなければ基本的には大丈夫です。

子供の場合は7粒以上、大人の場合は40粒以上食べたことにより、中毒症状が出たということが今まで報告されています。

しかし、会長が悪ければ大人にあっても5粒で中毒症状を発したという例も報告されていますから、何個以上食べなければ大丈夫、という事でもありません。

効能があるからといってたくさん食べるのではなく、自分の体調と相談しながら摂取するようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

銀杏は昔から薬膳として愛され、その効能は今も広く認められています。

しかし、くれぐれも中毒症状には気をつけましょう。

中毒症状は、銀杏を食べてから1時間から12時間後に出る可能性があると言われており、基本的には24時間から90時間以内に収まります。

体に違和感を覚えたら、すぐに医師に相談しましょう。

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