秋が旬の銀杏はおいしいだけではなく、早くに収穫したものは鮮やかな翡翠色も特徴です。
中には臭い果実を取り外す作業からやっているという方もいるかもしれませんね。
果実を外した次は固い殻を取らなければなりませんが、翡翠色の実を生かすためには更に薄皮を外さなければいけません。
殻を外して、更に薄皮も外さなければいけないなんてとても面倒ですけれど、料理には彩りも大切です。
楽な薄皮のむき方をお伝えします。
目次
茹でた銀杏の薄皮のむき方
茹でるむき方が一番、楽な薄皮の取り方だと思います。
1,銀杏の殻を外します。
2,お鍋に水と銀杏を入れ、火に掛けます。
3,湧いてきたら、お玉や泡だて器で湯を優しくかき混ぜます。
もしくは、泡だて器で優しく混ぜます。
4,取りきれない場合は手でむきます。
これで、大体の薄皮は取れますから、茶碗蒸しや炊き込みご飯などのお好きな料理の彩りとして使うことが出来ます。
焼いた銀杏の薄皮のむき方
事前にシリコン製のフタ開けを2枚用意します。
1,銀杏の殻にヒビを入れ、焼きます。
2,焼き終わったら、手早く銀杏の殻は手で取り除きます。
3,薄皮だけになった銀杏をシリコン製のフタ開けの上に置きます。
4,銀杏の上に2枚目のシリコン製のフタ開けを置き、手で優しくコロコロと擦ると、薄皮が取れます。
薄皮を上手にむくポイントは銀杏が熱い内にシリコン製のフタ開けで擦ることです。
冷めてしまうと薄皮と実がくっつき、はがれ辛くなるので、手早く作業をする必要があります。
そのため、大量の銀杏を処理するには向いていません。
うまく取れなかった場合は手で取って下さい。
まとめ
銀杏の薄皮は見た目と食感に影響するだけで、食べても問題はありません。
しかし、銀杏の美しい翡翠色を生かすためには薄皮をむくしかありません。
むき方は茹でる場合と焼く場合では異なり、茹でるほうが楽です。
茹でる場合のむき方は殻を取った銀杏と水を鍋に入れ、沸かします。
そこにお玉の背で銀杏を優しく撫でるか泡だて器で優しく混ぜます。
中にはむけない物もありますが、それは手でむきます。
焼いた銀杏の薄皮のむき方はフライパンで銀杏を焼き、熱い内に殻をむきます。
熱い内にシリコン製のフタ開けの上に乗せ、銀杏の上に同じくシリコン製のフタ開け機を置きます。
そして、優しくコロコロと転がすように擦ります。
むけないものが残った場合は手で、むきます。
コツは熱い内にむくということです。
冷めてしまうと、うまくはがれなくなります。