銀杏と言えば、その匂いでも有名ですが、やはり簡単に調理できるものとして、そして栄養価が高いものとして知られています。
しかし、銀杏と言えばあの白い革に包まれたものというイメージはあったとしても、調理の仕方がよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、時間をかけずに簡単に調理する方法をお話しします。
目次
炒り銀杏
銀杏の最も有名な食べ方といえば、炒って食べるという方法ではないでしょうか。
この食べ方の場合、フライパンを使うこともできますし電子レンジを使うことも可能です。
まず、ペンチなどで銀杏に割れ目を入れます。
そしてその銀杏をフライパンで炒めましょう。
蓋をしておくと、中からポンポンと音が聞こえてきます。
オリーブオイルを入れて炒っても美味しくなります。
だんだん色づいてきて、きゅーっという音に変わったら、塩を加えましょう。
これだけでおいしく食べることができます。
電子レンジで炒る場合は、割れ目を入れた銀杏を新聞紙に包み、500ワットで50秒温めます。
50秒とかなかったとしても、1つ目のパンっという音が聞こえたらレンジを止めましょう。
塩を振ったら出来上がりです。
混ぜご飯
時間をかけずに調理する方法ならば、普段調理しているものに銀杏を加えるというものもありではないでしょうか。
銀杏をピンチなのでつぶし、殻をむきます。
水に浸しておくことによって内皮も剥けますので、しっかりと剥いておきましょう。
お米をといでそこに料理酒と塩と水を入れ、銀杏を全体に載せるように加えます。
そのまま炊けば完成です。
炊きあがったら全体をほぐすように軽く混ぜておきましょう。
お米が2合ならば、料理酒は大さじ2杯ほどです。
塩は小さじ1杯から2杯ほどにしておきましょう。
お米2合にあたり、銀杏は20個位が適量です。
ご飯を炊くだけですから時間もかかりません。
鶏肉やしめじ、にんじんなどを加えると炊き込みご飯が出来上がります。
■ 茶碗蒸し
レンジでできる茶碗蒸しというのも時間がかからないため、簡単に調理ができるものの1つです。
椎茸を薄切りにするなど、茶碗蒸しに入れる材料を小さく切っておきましょう。
銀杏はしっかりと湯がき、内皮まで剥いておきます。
ボールに卵を割り入れ、水、みりん、めんつゆを加え、茶こしなどで3回ほどろ過しましょう。
器に具材を加え、その上から卵の役を注ぎます。
もしも気泡が出てしまった場合はつまようじなのでつぶしましょう。
ラップをかけ、爪楊枝で10カ所ほど穴を分け、大体200ワットで8分ほど加熱します。
電子レンジによって違ってきますので、様子を見ながら温める方が良いでしょう。
爪楊枝でさして透明な液が出てきたら出来上がりです。
電子レンジを使ってできるなんて、時間もかからずに簡単ですね。
■ まとめ
いかがでしょうか。
銀杏と言えば秋に食べられるものとして有名です。
そして秋はやはり炊き込みご飯や五目ご飯が好き、という人もいるのではないでしょうか。
いつも作っているものに銀杏を加え、簡単に調理をしてみましょう。
旬の料理が楽しめますよ。