茶碗蒸しに入っていることが多い銀杏ですが、秋に旬を迎えます。
茶碗蒸し以外にも焼き鳥屋さんの銀杏串もおいしいですね。
そんな銀杏をもらったり拾ったりして、自分で調理する方も多いと思います。
たくさんいただいた時などは炊き込みご飯や炒めものの彩りなどに重宝しますが、料理の度に殻を割らなければならないのでちょっと面倒ですし、すぐに料理を作りたいような時間がない時には使えません。
そんな料理前の面倒をちょっとの手間で減らす方法をお伝えします。
銀杏の塩水漬けの作り方
材料
・銀杏100g
・水100cc
・塩 5g
作り方
・銀杏の殻を剥きます。
・銀杏を2分ほど茹でます。
・100ccの水と5gの塩を混ぜて、塩水を作ります。
塩の溶け方が悪い時は水を電子レンジやお鍋を使って、少し温めます。
・瓶などの保存容器に塩水と銀杏を入れ、完成です。
冷蔵庫で保存して下さい。
保存期間は約1週間で、あまり長く持つというものではありません。
そのため、分量を増やして作る時も1週間で食べきれる量を目安にして下さい。
冷たいままだと固いので、温めて食べることをおススメです。
銀杏の塩水漬けの使い方
事前に殻を剥いておいた銀杏の塩水漬けなら、時間がない時にもすぐに使えるので便利です。
スタンダードな茶碗蒸しや炊き込みご飯、混ぜご飯の他に、炒め物、煮物、かき揚げ、蒸し物と幅広く使うことが出来ます。
いつもの料理にちょっと加えるだけで、彩りがよくなるのでおススメです。
銀杏といえば、和風のイメージが強いですが、オリーブオイルと銀杏の塩炒めや銀杏とチーズの黒胡椒炒めのように洋風の料理に使うことも出来ます。
他にも手作りのピザやパスタの具としても使うことが出来ます。
まとめ
銀杏は秋に旬を迎えます。
この時期に殻つきの銀杏をいただいたけれど、処理の仕方が分からないや調理する時、殻向きが面倒という方も多いようです。
銀杏の塩水漬けは時間がある時に殻を剥くなどの下処理をしておくことで、銀杏調理の度にやらなければいけない殻向きの手間を省いたものです。
作り方も簡単で殻を剥いた銀杏を2分ほど茹で、塩水に漬けるだけです。
ただし、保存期間は約1週間で冷蔵庫に入れる必要があります。
冷たいまま使うと固いので、しっかりと火を通して下さい。
使い方はいつもの煮物や炒め物に加えるだけなので、時間がない時にも簡単に銀杏を使うことが出来ます。
最後に、銀杏は高い薬効成分がある半面、微量の毒を含みます。
そのため、解毒作用が弱い乳幼児には銀杏はまだ早いので、与えないようにして下さい。
授乳中の方も銀杏をたまに少量つまむ程度なら、母乳を飲んだ乳児に影響はありませんが、常日頃から食べたり、一度に大量に食べないで下さい。