「銀杏を拾い集めて、土に埋めるとイチョウの木になる。」
なんて話ではありません。
あの、黄色い実がついた臭〜い銀杏の処理方法のひとつ、土に埋める方法を今回は紹介します。
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なぜ土に埋めるのか?
拾い集めてきた銀杏の下処理方法には、水に浸けて洗い落とす方法がありますが、この方法は臭いを常に感じますし、水を何回も取り替えなくてはいけないので、非常に手間がかかります。
今回の土に埋める方法は、昔から行われている方法です。
銀杏をそのまま埋めると、外側の実が腐り、中の殻付きの銀杏だけ残ります。
土の中で微生物が分解してくれるので、あの臭いも取り除けるみたいです。
下処理をするのに、日数が必要になってしまいますが、臭いと戦う必要がありません。
下処理のやり方
では、実際に土に埋める下処理方法紹介します。
〜用意するもの〜
拾い集めてきた銀杏
野菜などが入っているネット
ゴム手袋
まず、拾い集めてきた銀杏をネットに入れます。
掘り起こす時に、バラバラにならず取り出しやすいです。
注意点として、外側の実が付いた銀杏は皮膚に触れるとアレルギー反応を起こす場合がありますので、ゴム手袋を必ず着用しましょう。
次に、穴を掘り、そこに先ほどネットに入れた銀杏を埋めて、2週間〜1ヶ月ほど放置します。
土の湿度など、環境によって必要となる日数は変化します。
2週間〜1ヶ月経ったら掘り起こし、水洗いをします。
次に、キレイになった銀杏を天日干しして、殻が白くなったら完成です。
まとめ
土の条件によっては上手くいかない場合があるそうです。
「手間のかかる処理はしたくない・気長に待てる」という方は、一度やってみてはいかがでしょうか。