銀杏といえば、秋にきれいに色づいたイチョウの木とは対象的な、強烈な臭いを発していますね。
でも、とても食べると美味しい銀杏。
皆さんは、どのような食べ方をしていますか?
フライパンで炒ってみたり、茹で銀杏にで食べる方が多いのではないでしょうか。
もちろんこの二つも美味しいですが、今回はいつもと違った食べ方も美味しいので、そのレシピの紹介をします。
目次
銀杏の下処理
まずは、拾ってきた銀杏の下処理からです。
いっぱい拾ってきた銀杏も、最初に下処理してしまえば、その後も食べやすいです。
1、まずは、拾ってきた銀杏を水を張ったボウルなどに入れ、外側の身がふやけるのを待ちます。
2、身がふやけてから、銀杏を擦り合わせ身を取り除きます。
何回も水を取り替えながら、完全に外側の実が落ちるまで繰り返します。
※臭いもあるのでこの作業が一番辛いですが、頑張って下さい!
3、完全に中の種だけになったら、天日干しします。
種の表面が白くなったら完成です。
美味しい銀杏レシピ①天ぷら
炒り、茹で銀杏についでシンプルな天ぷらです。
これがまた、炒り・茹でとは違った銀杏の美味しさが引き立ちます。
(材料)
・銀杏
・天ぷら粉
・水
・サラダ油
まず、銀杏の殻・薄皮を取り除きます。
取り除いた銀杏を爪楊枝などに2、3個ずつ刺します。
サラダ油を温め、水で溶いた天ぷら粉に銀杏をくぐらせ、揚げます。
表面がキツネ色になったら完成です。
ポイントは、あまり揚げすぎないこと。
揚げすぎると銀杏が硬くなってしまい、銀杏のムチっとした食感がなくなってしまいます。
最後に、塩やめんつゆなどをお好みでつけて食べください。
塩で食べる天ぷらは、お酒のつまみにピッタリですよ。
美味しい銀杏レシピ②鳥レバーの甘辛煮
(材料)
・銀杏
・鳥レバー
・牛乳
・生姜
・醤油
・砂糖
・みりん
・酒
まず、レバーの臭みを取るために牛乳につけ、その後、脂肪や血合いを取り除くと食べやすくなります。
生姜を薄切りにし、醤油、砂糖、みりん、酒を混ぜておきます。
フライパンが温まったら、下処理が終わったレバーをフライパンで炒めます。
レバーが色づいてきたら、混ぜておいた調味料・生姜の薄切りを加えます。
レバーに照りが出てきたら、銀杏を入れてサッと炒めて完成です。
最後に銀杏を加えることで、硬くなりすぎるのを防ぎます。
銀杏を入れることで、彩りもよくなります。
甘辛いタレと、レバー・銀杏のほろ苦さがとてもご飯に合う一品です。
まとめ
今回は2つ紹介しましたが、他にも銀杏のほろ苦さ、彩り、ムチっとした食感がいろいろな料理のアクセントになります。
混ぜご飯や、もち米を使っておこわなど。
いろいろアレンジして、銀杏をより美味しく食べてみてはいかがでしょうか。